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日記7ベルリンからハンブルクへ

 ベルリンのユースを後にしようと思ったらやたらとドイツ人に話しかけられた。彼はドイツで柔道を23年もやっている大ベテランでもちろん黒帯。今日はベルリンで柔道の練習があるとのこと。高校の体育でしかやったことの無い俺とは大違い。サッカーなら任せてくれと言えるのだが><

 結局彼と一時間くらいドイツや日本のことについて語り合った。ベルリンをしっかり観光するには2週間は必要とのこと。確かにベルリンは広い!博物館も多く各地でフリーマーケットも開かれている。ベルリンはドイツ人に案内してもらうに限るかもしれない。

 そんな彼と別れてソニーセンターのとこにある駅からSバーンに乗った。ジャーマンレイルパスで乗れるとは><この日初めて知った。いままで乗っていなかったのがばからしい・・・。

 ベルリンから北の都市のハンブルクに。中央駅から三駅Sバーンで行ったところにドイツのユースホステルはある。駅の上にユースがあるのだ。階段を登ってたどり着くと驚いた。ユースとは思えないきれさなのだ。どっかのデザイナーがデザインしたようなモダンな作りで入る前からうきうきする。

 

 ハンブルクのユースは外見も中身も非常にきれいでまた対応もいい。世界各地の時刻の時計があるのだがその中の一つが大阪なのも気に入った。

 その後この北の町を散策した。やはり海に近いだけあって海鮮料理はおいしそうだ。一件入ってみた。

ユースの入り口

 ここの魚料理がまたうまい、日本のすし屋におりそうなおっちゃんが作ってくれたのだが絶品。魚のスープは魚のエキスがぎっしり詰まっていて一度食べたら忘れられない思い出の味になるだろう。ちょくと二人で大満足して店を後にした。

 その後街の中心部に向かった。中央駅からは二本のメインストリートが延びている。それをまっすぐ進むと視界が広がってくる。この街はセンスのよい店が多い。パリと雰囲気が似ている。

 

日本食の店。日本食は高級ヘルシーで売り出されていると感じた

ユースのドミトリー

 デパートの中にも鳥居がある。日本がかなりよい国として捉えられている。この街には日本食の店も多くドイツというかヨーロッパ中で日本の文化がクールなものとして捉えられていると感じた。

 右は高さ75メートルからの景色。何で石で作った塔がいまだに壊れないのかが不思議になって途中からマジでビビッていた。高いところは怖い。

 街を一望したのでまたユースホステルに帰ってきた。一時間ほど仮眠を取った後この街にある罪な1マイルと呼ばれている通りを見に行くことにした。

 ユースホステルのすぐ裏側にあり、歩いて10分くらいで行けた。そこはホテルとバーとセックスショップが立ち並ぶ通りだった。早速ちょくと二人で歩いた。

21:40でもこんなに明るい!

そして偶然飾り窓を発見した、メインの通りから二つほど中に入ったところにそれはあった。赤いライトに照らされその一角だけ違う雰囲気になっている。中には下着姿の女の人が立っていた。ちょっと衝撃的な場所であった。

 その後俺一人でうろうろしていたら青い服を着た目がいかれ気味の人が俺の後ろ5メートルくらいをぴったりつけてきているのに気づいた。なんだこいつはと思って止まってみるとそいつも止まった。俺が歩き出すとまたそいつも歩き出す。何だこいつは?クレイジーなやつだなーしょうがいマクドに避難だ入った。

 するとそいつはなんと俺のことを外で待っていた。しかも俺のほうを見ながら。マジで何者なんだろうか?目が怖いしあんまり関わりたくない。俺はマクドからそっと出るとカジノに向かって走った。ここはお金がいるから入ってこないだろう。案の定巻くことはできたが非常に怖かった。

 帰りユースまでの道は暗く森の中を通らないといけないので全力で走って帰った。これがドイツで一番怖いなーと思った思い出だ。かえるとちょくが日記を書いていた。俺はすぐに寝転がって寝た。

 さぁ明日はデュッセルドルフだ!

飾り窓の入り口
この辺は雰囲気が違う