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ドイツの移動手段
ドイツには多くの移動手段があります。交通システムと価格は日本とほぼ同じです。早くて遠くに行く電車は高く、近くの地下鉄は均一料金、遠くに行くのでも長距離バスのほうが安いなどです。実際に乗った交通機関や移動に便利な交通機関を説明します。
●市内バス
ドイツの市内バスはN41などのように行き先別にアルファベットによって分けられているので一度乗ってしまえば便利に使うことができる。またユースホステルによってはバスが使えないと30分以上歩くこともある。以下に簡単な乗り方の説明を。
バスの内部@ベルリン
バス停で待っているとバスが来る。自分の乗りたいバスもしくは乗らなくてはいけないバスの番号を調べておこう。同じバスが来たら乗り込む。このとき注意しなければいけないのは日本と同じで進行方向があるので自分が行きたい方向か反対方向かはしっかりとチェックしよう。バス停の近くに今後の停まる駅が太字で書いてあるのでそれを頼りに。
バスのシステムも日本とほとんど同じなので安心を。戸が開くと右側から入って2.1ユーロ払う。車掌さんに渡す。ちょうど無いときはお釣りをくれるので安心してください。料金はゾーンによって別れているので遠くに行き時は確認が必要。20−30分程度の乗車なら一番安いので大丈夫です。
ドイツと日本のバスとの違いはドイツは乗り換えても新たに料金がかかりません。なのでお金を払った際に受け取るレシートは大切に!それがないとまた2.1ユーロ必要です。僕はベルリンでレシートをもらわなかったので一度損をしました。降りるときは日本と同じくそこら中にあるストップボタンの一つを押せば停まってくれます。
バスに乗るときは液晶をしっかり見て降りる駅を間違わないようにしよう。またドイツ人に話しかけて本当にあっているか確認しよう。初めての地での間違いはよくあること。まごまごしていると親切に教えてくれます!ただし運転手は英語が話せないことが多いので要注意。
液晶モニターに駅名が表示されるので安心
●タクシー
ドイツのタクシーはほとんどすべてメルセデス・ベンツです。乗るとリッチな気分を味わうことができます。疲れきっているとき、また夜遅くに都市に到達したときには重宝します。ホテルまで迷わず行くことができますがやはりその分料金は高め。貧乏旅行ではあまり乗ることはありません。
日本のように流しのタクシーはいないので駅前などにあるタクシー乗り場で拾います。チップは10%程度もしくは端数を上げよう。なお助手席はシートベルトの着用が義務付けられています。また戸も自分であけましょう。
料金は初乗り2.5ユーロそれ以降1キロ当たり1.53ユーロです。またミュンヘン空港から市内まで乗ると約50ユーロかかる。
ドイツのタクシーはベージュ色かつベンツ
●フランクフルト空港から市内までは約22ユーロ
●ユーロライン(ユーロバス)
ドイツ各地からヨーロッパ各地に向けてユーロバスが走っています。これはバックパッカーには非常にありがたいです。日本と同じく鉄道よりも安いのです。主に長距離のルートに使われますがドイツの各地にあるのでユースホステルまたはホテルの人に聞けば必ず事務所の場所を教えてもらえるはず。
一例を挙げるとアムステルダムーブリュッセル間定価21ユーロ。早期予約で5ユーロになったりもする。前日に予約しても12ユーロでした。アムステルダムーパリ間は前日予約で34ユーロ。電車の半額以下で国境を超えることができます。インターネットからの予約もしくは現地での予約が可能です。
●ユーロライン
ユーロラインの窓口
鉄道と同じく対面で相談に乗ってくれる。ただしなかなか列が進まない。時間にゆとりを持っていこう。中には時刻表や運行ルートもあるので安心。3−10月以外は本数が減るので要注意。また日本と同じように週末は込むことが多いまたいですが、よほどのことが無い限り満員にはならず前日に予約すれば間に合うことがほとんどです。
ドイツ、オランダ、ベルギー、ウィーンなどの移動は充実していて便利です。またロマンチック街道や古城街道を走るバスも走っておりさらにジャーマンレイルパスなどを持っていると75%オフの特典もある。しかも夜行バスも多く走っているので一日分の宿代も浮かすことができる!
ヨーロッパに行って節約するならバスを極めておこう!
●飛行機
ヨーロッパは広いので長距離を移動する場合は鉄道よりも飛行機のほうが早くて安いことがあります。なにせヨーロッパにはライアンエアーという超格安の航空会社があるからです。彼らは有名な空港を使うのではなくちょっとはずれた空港を使うことにより空港使用料を下げ驚異的な価格でヨーロッパの空を結んでいます。節約旅行にでかけるなら一度はホームページをみるべきです!>>ライアンエアー(英語)
ライアンエアーはロンドンーパリを0.99ユーロで結んだことにより有名に。その他にもヨーロッパ各地を10ユーロや20ユーロで多くの都市を結んでいるので非常に便利。使用する空港が少し市内から遠いこともあるが交通機関はしっかりしているので困ることは無い。市内までの交通運賃を考えてもお得です。これを知るとヨーロッパの鉄道が乗り放題のユーレイルパスが少し高く思えてくるかも知れません。
ライアンエアーが実際どんな感じかを以下にレポートします。まず経費をできる限る削減しているので事務所はどこにも見当たりません。インターネットの世界のみに存在します。すべてインターネットで予約です。簡単な英語さえわかれば予約できます。もちろんカード払い。
予約の方法はフライト、名前、住所、カード番号などお決まりの情報を入力し最後に予約番号が出てくるのでそれを大切に控えます。そして当日それを持って空港に向かいます。
そしてここからは驚きの連続、まずチェックインをすませるとなんとチケットは無いのです。あきらかに使いまわしの紙切れ一枚。そして座席番号も決まっていないため席は早いもんじゅん。しかも経費削減のため飛行機まで渡り廊下は無し、外を歩いていくのですが思わず走り出してしまう始末。そして当然機内サービスは何も無し。スチュワーデスが一名しかいないんじゃないかという状況。などなど日本にいてはまず体験できないことを体験できるのでいいかも。
あと空港によってはここどこって言うところに降ろされるので事前に目的地の空港がどこにあるのかしっかりチェックしておきましょう!ちなみにフランクフルトから乗るときはケルンとの間くらいにあるど田舎でした。まぁ関空も大阪のはるか南にあるし成田も千葉にあるのでそこらへんは大きな目でみてあげましょう。なにせ安いのですから!