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日記4ノイシュヴァンシュタイン城からミュンヘンへ

 ドイツ南部アルプスの近くで標高も若干高いため夜になるとぐっと冷えてきた。おれはけんに借りた服でなんとか寒さをしのいでいた。もっとぬくいのもってきたらよかったと思いながら。

 5人のうち二人は名古屋商科大学の一回生で大学の単位の一環で来ているとのこと、3ヶ月かけてヨーロッパで自分の決めたテーマの論文を書くとの話。なんておもしろそう!入学していきなりそんなことできるなんて超うらやましいと思った。18歳でそんな経験ができるのは幸せなことだ^^

 その二人と俺は5歳ほど離れているはずなのにすごく気があった。あほみたいなことばっかり話しながら城に向かった。歩いて一時間半くらい。誰も通らない夜中の道をむじゃきに進んだ。

 カーブを曲がると急にオレンジ色にライトアップされた城が飛び込んできた!ホーエンシュヴァンガウ城だ!ノイシュヴァンシュタイン城の隣に立っている。オレンジの光が幻想さと美しさを際立たせる。ちょっとドラクエのゴーレムに似ている。へんなたとえですいません。

 さらに進むと見えた。ノイシュヴァンシュタイン城だ。こっちは青白いライトに照らされ物静かだ。昼間と大違いだ。誰もいない。昼は観光客でごった返しているのに。しかし夜の城はなんだか怖い。見ていて怖さを感じた。

 ちょうど日本人の一人のトクが19歳の誕生日を迎えたのでみんなで祝いながらわいわいと帰った。ここで明日ミュンヘンに行くことを決めた。トクとアキナと三人で。

 翌朝起きると駅に向かって切符を買った。ミュンヘンまで二時間くらいだ。切符を買おうとすると二人分も五人分も同じ料金だと言われた。28ユーロだ。五人で乗ったら一人6ユーロでミュンヘンまでいけるのか?ドイツの交通システムは割引システムがいろいろあり理解が難しい。しかし大人数で移動したほうが得になるのは間違いない。

 ミュンヘンに着くと宿に行った。ユースが一杯だったので隣の宿に行った。ドミトリーで22ユーロだった。ミュンヘンは駅前に安宿がたくさんあって非常にいい。

 部屋に入ってびっくりした。8人部屋だったのだが7人全員が女だった。しかもラテンののりの外人。人によっちゃハーレムに見えるかもしれないがとんでもない!ごっつアウェーだった。何でこいつ男なのにいるのみたいな目で・・・。即効出てきた。街を散歩しよう。

 今日はとくの案内でいろんなところを回った。

よく見る牛
みんな鈴がついていて動くと
音がする

夜の城

知り合った人たちとの写真

ミュンヘンの駅と川でサーフィンしているドイツ人

ここの公園でのんびりとした。どこの国でも公園は時間がゆっくりと流れている。またドイツの公園は芝生がきれいで寝ていても気持ちがいい!遠くのほうでは黒人がボンゴをたたき陽気な一日を体感できる。

今日の泊まるとこ

ミュンヘンの印象は人が多い。またけっこう都会だが町並みに古きドイツの面影を残している。夜はそんなミュンヘンの名物料理を食べに行った。

 ここで食べたのが豚肉のロースト、シュバインブラーデンである。これがごっつうまい!外はかりっかりでなかはジューシーなお肉なのだ。この店は雰囲気もよくて超満員。わいわいがやがやした雰囲気の中でドイツのうまい肉とビールをいただけるのだ。

 食っているとドイツ人が話しかけてきてすぐ盛り上がる。彼らもあんまり英語がうまくないのだがサッカーの話などなんとなくわかるのだ!英語は話せないがいっていることはわかる。それが酒をうまくして大満足な夜にしてくれた。